『内臓デトックスアプローチ』考案者 の 塩見創 です。
はじめに
前回、セルフケアの基本は『手当て』である、とお伝えしました。
身体を元気にしていく「健康へのスイッチ」は症状が出ている部分とは違う場所にある事が多い。
だから『手当て』をする時には、その「健康へのスイッチ」がどこにあるかを知ることが大切。
つまり『どこに手当てするかが重要』。
と言うお話でした。
さっそく「へぇ~そうなんだ」という感想と共に「ホンマかいな?」というご意見を頂きました。
うん。そうですよね。
もっともな疑問だと思います。
特に、アトピーに関連して、これまでもいろいろ調べたし病院にも行ったし、、、と言う方やご家族にとっては、すでにいろんな情報に接しておられるでしょうから、情報を選択する際の判断基準が厳しくなっておられる事もあるでしょう。
ですから鵜呑みにせずに一度疑ってみる、と言う考え方は大切です。
一方で、疑問が湧くと言う事は、興味・関心を持って頂けていると言う事でもありますから、私としても、ご質問頂けるのはありがたいことです。
いろいろ確かめて「どうやらこの人の言っている事は確かそうだな」と思って頂きたいですから、出来るだけ詳しく説明していきますね。
とは言え、説明を聞いているだけでは「百聞は一見にしかず」と言いますか、いまいちピンと来ないのではないかと思います。
やはり体験に勝るものはないでしょう。
『○○に触れたら△△が変化した』と言う実体験を、ぜひ身体を動かしながら感じてみてください。
『○○に触れたら翌日アトピーが治ってた』と言うレベルはさすがに難しいので、ご紹介するのはあくまで体験版ですが、まずは『身体ってつながっているんだなぁ』と感じてもらえると嬉しく思います。
健康スイッチ(体験版)
①深呼吸してどのくらい吸い込めるか確認(ビフォー)
②おでこに指か手の平を当てて、軽~く上に引き上げる(A)
③再度、深呼吸して息の入り具合を確認(アフターA)
④おでこに指か手の平を当てて、今度は軽~く下に引き下げる(B)
⑤再度、深呼吸して息の入り具合を確認(アフターB)

いかがでしょうか?
おでこを上げたり、下げたりして、呼吸の入り具合に何か変化を感じたでしょうか?
正解としては
A:おでこを引き上げる → 呼吸が大きく入る
B:おでこを引き下げる → 呼吸が入りにくくなる
となります。
触れる時の力加減や、動かし方によって、変化の出方には個人差があるので、少し練習が必要かも知れません。ぜひ何度かやってみてください。
ちなみにこのテクニックは「違いを感じた」と言って頂きやすいテクニックなので体験版の中でご紹介していますが、実際の臨床でも使う、バリバリの「一軍テクニック」です。
体験版用の「二軍テクニック」ではありません。
プチ解説をすると、アトピーの方は『呼吸が浅く、酸素が不足しがち』な傾向が強いです。
アトピーを起こす体内の毒素を分解する時に、体内では大量の酸素が必要になりますが、それが足りていない。
酸素が足りないから、毒素を分解しきれずアトピーを悪化させている。
簡単に言うとそんなメカニズムです。
そのような状態を改善するために、この「おでこのテクニック」を使って呼吸機能をアップさせる調整をほぼ全員に行います。
酸素が気持ちよく入ってくることで、症状が落ち着くことも多いですね。
こういったポイントが身体にはたくさんあります。
クライアントの状況や体調に合わせて上手に使い分けていくのが、私が行っているケアの基本です。
その中で、皆さんにも実践して頂けるテクニックを「セルフケア」としてご紹介していきますよ。
今回は「健康スイッチ」を知ることが大切、という一例が何となくでも伝われば嬉しく思います。
「文章では分かりにくい」と言うご意見が多ければ、動画も取ろうと考えています。
ぜひ、ご意見ご感想を頂けると幸いです。
では本日は以上になります。
日々ますます快適な身体でありますように。
お読み頂きましてありがとうございます。
『内臓デトックスアプローチ』考案者 塩見創
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