『内臓デトックスアプローチ』考案者 の 塩見創 です。
本日は、こちらの記事で書きました『内臓デトックスアプローチ』の各項目について書いていきたいと思います。
簡単におさらいしておくと、『内臓デトックスアプローチ』で整えていくポイントの代表的なものには
- 頭蓋骨
- 脳脊髄液
- 背骨
- 内臓
- 骨盤
- 横隔膜
- 自律神経
- 感情
- 経絡
などがあります、と言うお話でした。
今回はその中の『頭蓋骨』と『脳脊髄液』についてお話していきます。
皆さん、一度、ご自分の頭をぐいぐい触ってみて下さい。
頭蓋骨の中には「脳」が入っていますね。
脳の損傷は命に直接関わる恐れがありますから、当然、その入れ物である頭蓋骨はガッチリと強固に作られています。
ですが、実は健康な頭蓋骨と言うのは、ガッチリ頭をガードしつつ、一方でグニグニ動いているってご存知でしたか?

もし周りに産まれたての赤ちゃんがいたらとてもよく分かるのですが、赤ちゃんの頭ってテッペンがペコペコ柔らかいんです。
頭蓋骨と言うのは1つの大きな骨ではなく、たくさんの骨がパズルみたいに組み合ってできています。
特に出産時には、お母さんの産道を通って出てきやすいように、頭の骨が柔らかく動いて形を変えないといけませんので、1つの大きな骨でできている構造だと、そう言ったことができないのです。
いくつかのパーツに分かれているので、出てきやすいように変形できるという仕組みを持っているのですね。
だから生まれたばかりの赤ちゃんの頭はまだ柔らかいままで、頭がペコペコしています。
もちろん大人になりますと、赤ちゃんの時のような柔らかさはなくなりますが、複数のパーツが組み合わさってできているという構造はそのままです。
ですから、赤ちゃんの頭ほどではありませんが、大人の頭も、健康な人の頭ほど柔らかく動きます。
「動く」と言ってもほんの小さな動きですので、見た目には分かりません。
呼吸や血液の流れのリズムとも関連し合いながら、風船みたいに、わずかに膨らんだりしぼんだりしているんですね。
さてそのように、頭蓋骨は本来は動くようにできています。
ところがアトピーやアレルギーの人は、この頭の動きが少ない人が非常に多い。
頭がとても固くなっているんです。
先ほどは「産道を通りやすくするために頭蓋骨が動く」と言いましたが、頭蓋骨が動くのにはもう一つ大切な理由があります。
頭蓋骨が膨らんだりしぼんだりすることで、実は「ポンプ」の役割をしています。
「ポンプ」が送り出している体液を「脳脊髄液(のうせきずいえき)」と言います。
これは「脳」そのものや、全身を張り巡らせている「神経」に栄養を運ぶための体液でとっても大切な存在なんです。
これが滞りなく体内を循環してくれると、神経の働きが良くなり、内臓や筋肉がしっかり働けます。
ところが、頭が硬くなってしまい「ポンプ」の動きが弱くなると、この「脳脊髄液」の流れが悪くなります。
そうすると、神経の働きが鈍くなり、内臓の働きも低下してしまいます。
内臓の動きが低下するとどうなるか?
そうです。
本当は外に排出したい毒素が、出にくくなってしまうんですね。
それが続いてしまうと、やがて皮膚からも毒素を出そうとして、肌荒れや湿疹、そしてアトピーへとつながりかねない。。。と言うわけです。
だから、『内臓デトックスアプローチ』では頭蓋骨の硬さを調整することも大切なポイントだと考えています。
頭蓋骨とアトピーって、イメージでは全然つながらないと思うんですね。
でも実は、身体の中でとても密接に関わりあっているのだという事を、ぜひ知識として覚えておいて下さい。
では本日は以上になります。
日々ますます快適な身体でありますように。
お読み頂きましてありがとうございます。
『内臓デトックスアプローチ』考案者 塩見創
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