『内臓デトックスアプローチ』考案者 の 塩見創 です。
先週までは、日本各地で雨が降っていましたね。
特に西日本を中心とした一部地域では、大きな被害も出たとの事。
相手が自然とあってはどうしようもない部分もあるかとは思いますが、災害に合われた方が一刻も早く普段の生活に戻れるように祈っております。
一方で、普段私がおります東京などの関東一帯は、7月を待たずに梅雨明けをしました。
観測史上最速なんだそうです。
先週はさすがに東京も雨の日が多かったですが、今週に入り、いよいよ夏本番!といった様子になってきました。
そうしますと、当然汗をかきます。
日差しが強くなり、紫外線を受けたり日焼けをしたりと、肌にかかる負担が何かと増える時期になります。
以前のブログで『アトピーは「皮膚の問題」ではなく「内臓」や「血液」や「排泄」の問題である』と書きました。
アトピーを改善していく際には、肌のケアだけに集中しても思うような効果を感じられないことが多いのが事実ですが、では肌のケアが必要ないか?と言えばそんなことはありません。
治療の専門家が「内臓」や「血液」や「排泄」の問題に対応し、アトピーのご本人やご家族がお肌のケアをして頂くのがとてもいいバランスだと思います。
そこで今回は、お肌のケアのひとつとして『お風呂での洗いすぎに注意』というお話をしていきます。
夏の暑い一日を過ごしたら、誰でもお風呂に入ってその日の汗を流したくなると思います。
お肌を清潔に保つことはアトピーのケアでも大切なことですね。
その一方で、そもそも『肌とは何か?』を考えてみると、肌と言うのはバリアーなんですね。
外部からウイルスやバイキン・異物が侵入してくるのをブロックしています。
実は、お風呂に入ってボディソープなどを使い、肌をつるつるにキレイにする入浴法は、この肌のバリアー機能を低下させると言われています。
バリアーが低下してしまうとどうなるか?
我々の目には見えませんが、肌には『常在菌』という菌がいます。
『菌』と言っても悪者ではなく、むしろ肌と共存し、肌バリアーの一翼を担ってくれている有益な存在です。
お風呂で身体を洗いすぎると、この『常在菌』を洗い流してしまうことになります。
これがバリアー低下の一因なんですね。
そして『常在菌』がいなくなってバリアーが低下すると、そこに空気中の雑菌やウイルスなどが「これ幸い」とやってきます。
身体をキレイにしようと思ってたくさん洗うことが、かえって肌の状態を悪くしてしまっている可能性があるのです。
『清潔』と言う点で言えばソープを使わなくても、お湯で洗い流すだけでも十分肌の清潔さは保てます。
また洗いすぎる事によって、肌の油分である皮脂を必要以上に流してしますと、肌が乾燥状態に近づきます。
しっとりした肌と、かさかさの肌ですと、後者の方がかゆみが増してしまうイメージを持って頂けるのではないでしょうか?
アトピーで悩んでおられる方の多くは、入浴後には保湿クリームなどを使っていると思います。
もちろんそれは大切な対策ですが、ぜひ入浴の仕方にも気を配ってみて下さい。
そしてお風呂から上がって身体を拭く時にも『押さえ拭き』が基本です。
水分をゴシゴシふき取ってしまうと、同時に肌を傷つける可能性があります。
これも肌を乾燥させ、バリアー機能を低下させる原因になりかねません。
気を付けて下さいね。
今回は『お風呂での洗いすぎに注意』と言うテーマでお話をしました。
夏の暑い時期だからこそ、さっぱりしたい気持ちは分かります。
しっかりとアトピーを改善させれば、制限なくお風呂も楽しめます。
一緒にケアをしていきましょうね。
では本日は以上になります。
日々ますます快適な身体でありますように。
お読み頂きましてありがとうございます。
『内臓デトックスアプローチ』考案者 塩見創
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