『内臓デトックスアプローチ』考案者 の 塩見創 です。
昨日に続き『内臓デトックスアプローチ』の重要項目『内臓』に関してのお話をしていこうと思います。
3回に分けてお伝えする予定の2回目。
今回は『 腎臓 』です。
腎臓って?
腎臓は握りこぶしくらいの大きさで左右2個、ウエストラインよりも少し上あたりの背中側にあります。
主な働きとしては
① 排泄機能
血液を濾過して老廃物や塩分を尿として体の外へ出す② 血圧調整
塩分と水分の排出量をコントロールすることによって血圧を調整③ 造血作用
骨髄の中にある細胞は、腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)の刺激を受けて血液(赤血球)つくる④ 体液量やイオンバランスを調節
⑤ 骨の強化
ビタミンDを活性化して、カルシウムの吸収を促し、骨を丈夫にする
などが代表的な機能です。
腎臓とアトピーの関係は?
腎臓の働きの中で、特にアトピーと連動するのはやはり『排泄機能』でしょう。
排泄機能が低下することで体内の毒素が出にくくなり、アトピーが悪化しやすくなることは、ここまで各記事をお読みくださった読者の方には容易に想像できると思います。
また、東洋医学的な考え方ですと『腎臓』は、両親からもらった生きるための大元のエネルギー(精気)が蓄えられているとされているところ。
腎臓の機能が低下するのは、この『精気』が低下しているからだと東洋医学では考えます。
そうすると、腎臓の『排泄機能』の低下はもちろん、生きる大元のエネルギーが低下していることになるので、身体全体として体温が下がったり免疫が低下したり疲労が抜けにくくなったりします
全身の生命エネルギーが少なくなっているのですから、アトピーのみならず全身の不具合として症状が出てきやすくなってしまいますね。
『肝腎かなめ』と言う言葉があります。
現代表記では『肝心かなめ』と書くのが一般的かと思いますが、もともとは『肝臓』と『腎臓』を合わせた『肝腎』が語源とされています。
身体にとって特に重要な臓器が『肝臓』と『腎臓』であることを『肝腎かなめ』と表現し、それが転じて『物事の特に大事なところ』を表す言い方として使われるようになっていいるのですね。
そのような言い回しに表されるように、『肝臓』と並んで重要なポジションにあるのが『腎臓』です。
アトピーへの関連だけでなく、健康全般に対しても大切な存在なんですね。
今回は『内臓デトックスアプローチ』の内臓『腎臓』についてお話ししました。
では本日は以上になります。
日々ますます快適な身体でありますように。
お読み頂きましてありがとうございます。
『内臓デトックスアプローチ』考案者 塩見創
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