『内臓デトックスアプローチ』考案者 の 塩見創 です。
本日も『内臓デトックスアプローチ』の重要項目『内臓』に関してのお話をしていこうと思います。
計3回でお伝えする予定でやってきたシリーズの第3回目。
今回は『 腸(小腸・大腸)』です。
腸(小腸・大腸)って?
おへそを中心として、いわゆる「お腹」の大部分を占めているのが『小腸・大腸』などの『腸』です。
主な働きとしては
① 栄養素の吸収
胃で消化されたものは小腸に運ばれ、そこでさらに分解され吸収される② 水分調整・排便
小腸で分解・吸収された食べ物から水分を吸収し排泄する③ 免疫機能
免疫細胞の約7割は、腸管に集中している④ ホルモンの分泌
幸せホルモンの『セロトニン』、やる気ホルモンの『ドーパミン』の多くは脳よりも腸で作られる⑤ 独自の神経系
脳から指令を受けるだけではなく、独自の神経細胞ネットワークを持ち、消化吸収、排便などを判断する
などが代表的な機能です。
腸とアトピーの関係は?
特にアトピーと連動するのは、第一にはやはり『 排泄機能 』です。
肝臓や腎臓と同様に、いかに毒素を分解・排出できるかがアトピーケアの鍵ですので、ここは外せませんね。
そして『 免疫機能 』もアトピーやアレルギーに関わるキーワードです。
ところで『免疫』についてのご理解は、皆様いかがでしょうか?
簡単に言うと『バイキンやウイルスや毒素が体内に入って来た時にそれに抵抗して打ち克つ能力の事』ですよね。
身体を守るためになくてはならない能力です。
『免疫機能』が高ければ病気になりにくいので、健康状態がキープしやすいと言えます。
では『免疫機能』が高ければ高いほど良いのか?と言うと、やはり何事もバランスが大切。
あまりに免疫が過剰な状態、それがアレルギーです。
例えばいまや国民病とも言える『花粉症』
でも考えてみれば相手は『花粉』ですよね?
バイキンでもないしウイルスでもない。
花粉そのものは病気を引き起こす要因ではないはずなのに、あたかもやっつけなければいけない存在かのように免疫が反応してしまっている状態が『花粉症』です。
『花粉症』は明らかに『免疫過剰』による疾患です。
そしてアトピーにも似た問題があります。
これまで繰り返し語ってきましたが『 アトピーとは尿や便で上手く出せなかった毒素が皮膚から出ようとしている状態 』
ちゃんと排泄できていない毒素があれば、症状が悪化してしまいます。
一方で腸内が『免疫過剰』状態だと、それほど毒性の強くない代謝産物をも毒素だと認識してしまい、更に皮膚から排出しようとしてアトピーを悪化させるケースもあります。
こう言った過剰な状態はかえって身体に負担をかけることにもなりかねないので、バランスを整えていく必要があるのです。
毒素はしっかり排出したいけれど過剰な反応は禁物、と言う事ですね。
今回は『内臓デトックスアプローチ』の内臓『腸(小腸・大腸)』についてお話しました。
さて3回に渡って、アトピーと内臓との関係についてお伝えしてきました。
アトピーは『皮膚の症状』として表に出てきますので、どうしても『皮膚をなんとかケアしなければ!』と言う考えになりがちです。
もちろん『皮膚のケア』は大切なので、乾燥に気を付けたり、清潔な状態を保ちたいですよね。
ただ『アトピーの原因』は、皮膚にはない場合がほとんど。
『 内臓 』や『 血液 』や『 排泄 』の問題です。
少しずつ、そのようなアトピーの実態が皆様の理解として浸透していけば嬉しいです。
実態をお伝えしていくのと並行して、今後はそれぞれのセルフケアもお伝えしていきますのでお楽しみに。
では本日は以上になります。
日々ますます快適な身体でありますように。
お読み頂きましてありがとうございます。
『内臓デトックスアプローチ』考案者 塩見創
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